経済学・経済政策とは？試験での位置づけ
中小企業診断士試験において「経済学・経済政策」は 理論科目の代表格 と言われています。
この科目は、日常的にニュースで目にする「景気」「物価」「金利」「為替」などの動きを理論的に説明し、経営判断や政策立案に役立てるための基礎知識を問うものです。
学習の手立てと戦略
経済学は数式やグラフを用いた分析から読み取る問題が多いので丸暗記で突破できるような科目ではありません。グラフがどう言った動きをすればどう言った認識になるのかを把握しなければいけません。
・需要増加 → 右シフト → 均衡価格上昇、といった“動き”を理解
・GDP = C+I+G+NX → 「経済を構成する4つの要素の合計」
・金融緩和 → 住宅ローン金利が下がる → 家を買いやすくなる
数字の傾向からどう言った状態なのか、そしてどういうことが起きるのかを把握することが基本学習の進め方です。
国民経済生産は何で構成される？
国民純資産とは？
こう言った単語１つとって何が構成されてるのかを把握することが必須です。
そして何が想定されその対策は？というところまで思考が広がると二次試験対策まで想定するとなお理解が深まります。
経済学・経済政策は苦手になる人が多いですが、一度細かい理論を理解できると簡単に対策ができる科目なので諦めずに学習していきましょう。
診断士試験での役割
診断士試験は、経営全般を理解するための「幅広い知識」を問います。
その中で経済学・経済政策は下記の項目が該当します。
- 財務・会計と並ぶ「理論科目」
- 中小企業政策や経営戦略の理解に直結する基礎
例えば、IS-LM分析を理解していれば、金融政策が企業の資金調達や投資行動にどう影響するかをイメージできるようになります。
また、国際経済の基礎を学ぶことで、為替変動が中小企業の輸出入や競争力に与える影響を説明できるようになります。
合格のポイント
この科目を攻略するうえで最も重要なのは、「数式やグラフを丸暗記しないこと」 です。
経済学の公式はあくまで「経済現象を表現する道具」であり、数式だけ覚えても問題を応用できません。
👉 具体的な学習姿勢は次の2点です。
- グラフの動きを理解する
需要が増えれば需要曲線は右へシフトし、均衡価格が上がる。こうした「動き」をイメージで掴むこと。 - 因果関係を言葉で説明できるようにする
「金融緩和 → 金利低下 → 投資増加 → GDP増加」など、流れを口頭で説明できれば本番でも対応できます。
得点戦略
〜以下分は自分の体験談を含めた内容で作成〜
診断士試験は「満点を取る必要はなく、6割取れば合格」できる試験です。
経済学・経済政策も同じで、難しい計算問題を無理に解く必要はありません。
頻出テーマ（需要供給・GDP・IS-LM・貿易理論）を確実に押さえ、基礎〜標準問題で得点する 戦略が重要です。
主な学習内容
経済学・経済政策は大きく分けて ミクロ経済学・マクロ経済学・国際経済 の3分野から出題されます。
それぞれの基礎を理解しておけば、毎年の試験問題の6割以上をカバーできます。
1. ミクロ経済学（出題比率：約40％）
個々の消費者や企業の行動を分析する分野です。
需要と供給の関係や、価格の決まり方など、経済学の基本中の基本を学びます。
- 需要・供給曲線と均衡価格
需要曲線（右下がり）と供給曲線（右上がり）の交点が「均衡価格」。
👉 需要増加 → 右シフト → 価格上昇／供給増加 → 右シフト → 価格低下。 - 価格弾力性
価格変化に対して需要や供給がどれくらい変化するか。
ガソリンは「弾力性が低い」＝値上げしても需要はあまり減らない。 - 消費者理論（効用最大化）
限られた所得の中で効用（満足度）を最大化する行動を理論化。
例：お菓子と飲み物のどちらにお金を使うか。 - 生産者理論（費用最小化）
同じ生産量を達成するのに最小の費用で済むように投入要素を調整する。
👉 「規模の経済」や「限界費用」の理解がポイント。
2. マクロ経済学（出題比率：約40％）
経済全体の動きを分析する分野です。
景気循環や失業率、金融政策など、ニュースでよく耳にするテーマが中心になります。
- GDP（国内総生産）
名目GDP・実質GDP・GDPデフレーターの違いを理解。
👉 「実質GDP＝名目GDP ÷ 物価指数 × 100」で物価変動を調整。 - IS-LM分析
財市場（IS曲線）と貨幣市場（LM曲線）の均衡で利子率と国民所得を分析。
👉 金融政策と財政政策の効果を比較できる超重要テーマ。 - AD-ASモデル（総需要・総供給）
物価と産出量の関係を示すモデル。
👉 インフレやデフレを図で理解できる。 - 金融政策
公開市場操作や政策金利の調整で物価や投資に影響を与える。
👉 「金融緩和＝金利低下＝投資増加＝GDP増加」という因果関係を覚える。 - 財政政策
政府支出や減税などで需要を刺激する政策。
👉 乗数効果を押さえることが重要。
3. 国際経済（出題比率：約20％）
国境を越えた経済活動を分析する分野です。
為替レートや貿易理論が中心で、実務でも役立つ知識になります。
- 為替相場
固定相場制と変動相場制の違い。
購買力平価説（物価水準によって為替レートが決まる）も頻出。 - 貿易理論
- リカードの比較優位説
👉 一方が全ての財で優れていても、得意分野に特化して貿易する方が双方得をする。
- ヘクシャー＝オリーン理論
👉 その国が豊富に持つ生産要素を使った財を輸出する。
出題範囲を効率的に学ぶポイント
- ミクロは「グラフを動かせるか」が合否の分かれ目
- マクロは「因果関係を言葉で説明できるか」が重要
- 国際経済は「円安・円高の影響」をニュースとリンクして覚えると定着しやすい
出題傾向と特徴
出題数と配点
一次試験の経済学・経済政策は、毎年 20問出題（50点満点） です。
つまり、全体の得点（一次試験7科目・計420点満点）のうち、約12％を占める重要科目です。
過去問を分析すると、例年「基本問題＋応用問題」の組み合わせで構成されており、基礎を固めれば6割は十分に狙えます。
経済学・経済政策は、中小企業診断士一次試験の第1科目として実施されることが多く、
全7科目の中でも「理論＋計算」のバランスが取れた出題が特徴です。
● 出題数と配点
- 出題数：全25問（全体で100点満点）
- 1問あたりの配点：約4点
- 試験時間：60分
つまり、15問（6割正解）で合格基準の60点に届きます。
このため、難問を無理に取ろうとせず、基礎問題を確実に取る戦略が有効です。
● 出題構成の目安（毎年ほぼ一定）
| 分野 | 出題割合 | 内容の特徴 |
|---|---|---|
| ミクロ経済学 | 約35〜40％ | 需要・供給・価格弾力性・消費者理論など |
| マクロ経済学 | 約35〜40％ | GDP・IS-LM・AD-AS・財政・金融政策 |
| 経済政策・国際経済 | 約20〜25％ | 貿易理論・為替・経済政策・景気分析など |
👉 「ミクロ＋マクロ」で全体の8割を占めるため、この2つを中心に対策するのが王道です。
● 近年の出題傾向（2020〜2024年度）
| 年度 | 難易度傾向 | 主な出題テーマ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2020年度 | やや難 | IS-LM分析、GDP、比較優位 | 計算問題がやや多め |
| 2021年度 | 標準 | 需要供給、財政政策、為替 | グラフ理解中心の問題が増加 |
| 2022年度 | 易〜標準 | AD-AS、乗数効果、消費者理論 | 用語の正確な理解が問われる |
| 2023年度 | 標準 | GDPデフレーター、価格弾力性 | 数式よりも概念重視 |
| 2024年度 | やや易 | 金融緩和、為替レート、国際収支 | 政策系の時事テーマ多め |
受験生が苦手とするポイント
- グラフのシフト方向を間違える
需要が増加しているのに左シフトと誤解するケースが多い。 - 名目GDPと実質GDPを混同
「物価変動を考慮しているかどうか」が理解できていない。 - 政策効果の因果関係を覚えていない
金融緩和や財政出動が「金利・投資・GDP」にどう影響するかがあやふや。
克服のコツは、**「グラフを描く・言葉で説明する・実例に置き換える」**の3ステップです。
グラフを手で動かし、政策の流れを声に出して説明し、ニュースや生活の中で「今の政策はこの理論だな」と関連付ける。
この習慣を繰り返すことで、抽象的な経済理論が“現実の動き”として自然に理解できるようになります。
〜何かしらわかりやすい図形を記載〜
得点戦略
- 落としてはいけない分野
需要供給：グラフと均衡価格ガ出題されて、シフト方向を理解し、動かせるようにする
GDP：名目・実質・デフレーターが出題され、計算よりも定義の違いを理解する
IS-LM：材市場と貨幣市場の均衡問題がメインで、政策効果の因果関係を理解する - 差がつく分野
価格弾力性：価格が変化した時の需要と供給がどの程度動くかを表す指標で
AD-AS：物価とGDPの関係を示すモデルでAD=総需要、AS=総供給を表す
貿易理論：国ごとに得意なものを作って交換したほうが全体で得をするという比較優位の考え方など - 捨ててもよい分野
細かい計算や特殊なグラフ問題など、例えば、例えば経済政策の細かい専門用語問題で『金融政策のトリレンマ』という”自由な資本移動”、”安定した為替相場”、”独立した金融政策”の3つのうち同時に達成することはできず2つを目指すしかない概念など、詳しすぎる内容は間違えても仕方ありません。
全25問中、基礎で40点、標準で20点取れれば合格点に届くため、難問を追いかける必要はありません。
むしろ「確実に取るべき15問」を見極め、同じ問題を繰り返し解くほうが効率的です。
経済学は「広く浅くより、狭く深く」。
頻出分野を理解ベースで固めることで、どんな年でも安定して60点以上を狙えます。
👉 合格者は、基礎問題を確実に拾い、難問を潔く捨てることで合格点を確保しています。
効率的な勉強方法
経済学・経済政策は「理解が大事」と言われますが、闇雲に学習しても効率が悪く、途中で挫折しやすい科目です。
ここでは、合格者が実際にやっている 効率的な学習ステップ を紹介します。
1. インプット学習のコツ
- グラフは“動かす”イメージで理解する
例：需要が増加すれば需要曲線は右へシフトし、均衡価格が上がる。
👉 実際にノートにグラフを描いて「線を動かす」習慣をつけると定着しやすい。 - 数式は「経済現象の言語」だと理解する
公式を丸暗記するのではなく、
- GDP＝消費＋投資＋政府支出＋純輸出
は「経済全体をどう分解しているか」を理解することが大切。 - 実生活に当てはめる
ガソリン価格の変動、円安による輸入食品の値上げなど、日常ニュースとリンクすると記憶に残りやすい。
2. アウトプット学習のコツ
- 過去問演習が最重要
最低でも3年分を3周。できれば5年分以上を解き、「出題パターン」を体に染み込ませる。 - 一問一答で用語を瞬発的に答えられるようにする
「GDPデフレーターとは？」「比較優位とは？」といった短答形式での確認を繰り返す。 - グラフ問題を自分で描いて解く
テキストの図を眺めるだけではなく、白紙に自分で描けるようになることが合格の分かれ目。
3. 学習ステップの流れ
- 基礎インプット（1〜2か月）
テキストを通読し、各分野の基本用語と公式を理解する。 - 過去問演習（2〜3か月）
実際に問題を解きながら、グラフや数式を応用できるようにする。 - 弱点補強（試験直前期）
解けなかった問題をリスト化し、重点的に復習。政策関連や白書は直前チェックで十分。
4. 独学者へのアドバイス
- グラフに苦手意識を持たないこと
最初は意味がわからなくても、繰り返せば自然に理解できるようになる。 - 数学に自信がなくても心配不要
診断士試験で出る計算問題は「高校数学レベル」で十分。難問は割り切って捨ててもOK。 - 短時間学習を積み重ねる
経済学は一度理解すると忘れにくいので、毎日30分ずつでも継続すれば力がつく。
👉 ポイントは 「グラフを動かす → 言葉で説明する → 過去問で確認する」 の3ステップ。
これを繰り返すことで、基礎力と応用力の両方をバランスよく身につけられます。
失敗しやすいポイントと対策
経済学・経済政策は「数式・グラフ科目」というだけで苦手意識を持つ人が多く、実際に多くの受験生が同じ失敗を繰り返します。
ここでは代表的な失敗例と、その対策を紹介します。
❌ 1. 数式を丸暗記して応用できない
典型的な失敗
「IS-LMモデルの式」や「GDPの公式」をそのまま覚えても、試験本番でグラフや文章問題に変換できず混乱する。
対策
👉 公式は「言葉」と「グラフ」とセットで覚える。
例：
- IS曲線 → 財市場の均衡
- LM曲線 → 貨幣市場の均衡
- 交点が国民所得と利子率を決める
この「意味」を理解すれば、数式を忘れても答えを導ける。
❌ 2. グラフのシフト方向を間違える
典型的な失敗
需要が増加しているのに左シフトと考えたり、物価上昇で供給曲線がどう動くかを取り違える。
対策
👉 自分の手でグラフを描いて確認する習慣をつける。
「右シフト＝増える」「左シフト＝減る」という基本を、繰り返し練習して体に覚え込ませる。
❌ 3. 政策効果の因果関係を覚えていない
典型的な失敗
「金融緩和＝金利低下＝投資増加＝GDP増加」という流れを理解していないと、問題文の選択肢を選べない。
対策
👉 政策の流れを「ストーリー」で覚える。
例：
- 金融緩和 → 市中にお金が増える → 金利が下がる → 投資が活発化 → GDPが上がる
- 財政出動 → 政府支出増加 → 需要増加 → GDP上昇
❌ 4. 難問に時間をかけすぎる
典型的な失敗
本試験で正答率20％の超難問にこだわり、解けなくて焦って時間切れ。
対策
👉 合格戦略は「6割取ればOK」。
難問は潔く捨てて、基礎〜標準問題で確実に得点を積み上げる。
❌ 5. 計算問題を避けすぎる
典型的な失敗
「文系だから計算は無理」と最初から避けてしまい、得点源を失う。
対策
👉 出題される計算は「四則演算レベル」。
特に GDPの計算や価格弾力性は必須。難しい数式は飛ばしても良いが、基礎計算は確実に得点する。
📌 ポイントは「丸暗記に走らない」「難問を捨てる勇気を持つ」「因果関係を理解する」。
この3つを意識するだけで、合格点に一気に近づきます。
学習時間の目安と学習スケジュール
経済学・経済政策は、診断士一次試験の中でも「しっかり時間をかければ安定して得点源になる科目」です。
ただし、闇雲に時間を費やすのではなく、必要な学習量を見極めて効率的に進めることが大切です。
学習時間の目安
- インプット（テキスト＋講義）：60〜80時間
- アウトプット（過去問・問題集）：60時間前後
👉 合計 120〜140時間程度 が合格に必要な学習量の目安です。
これは他の科目（財務・会計：150〜200時間、中小企業経営・政策：70時間程度）と比べても「やや重め」ですが、短期集中で取り組むと効率が良いです。
学習スケジュール例（社会人向け）
6か月で仕上げる標準プラン
- 1〜2か月目：基礎インプット期
テキストを読み進め、用語とグラフの意味を理解。 - 3〜4か月目：過去問演習期
過去問を解きながら、自分でグラフを描いて復習。 - 5〜6か月目：総復習期
間違えた問題のリストを重点的に解き直し、政策関連は直前暗記。
3か月集中プラン
- 1か月目：テキスト通読＋基礎問題演習
- 2か月目：過去問を3年分×2周
- 3か月目：模試や予想問題集で仕上げ
👉 忙しい社会人でも「1日1.5〜2時間の勉強」で十分間に合います。
週ごとの目安
- 平日：通勤やスキマ時間で一問一答、夜に1時間の過去問演習
- 休日：午前に過去問（2時間）、午後に復習・グラフ練習（2時間）
👉 短時間でも毎日触れることが大事。特にグラフは「1日1枚」を目標に描くと定着が早いです。
📌 結論：経済学・経済政策は 120時間で得点源にできる科目。
学習スケジュールを守り、基礎＋過去問＋復習のサイクルを回せば、数学が苦手でも合格ラインは十分超えられます。
よくある質問（FAQ）
Q1. 文系でも独学で合格できますか？
A. 可能です。診断士試験で出題される経済学は大学専門レベルよりも基礎寄りで、高校数学＋中級レベルの理解で十分対応できます。
グラフを動かす練習と、過去問を繰り返すことで得点源にできます。
Q2. 計算問題は多いですか？
A. 出題の2〜3割程度が計算問題です。難しい数式よりも、GDPの計算や価格弾力性といった基本的な計算が中心です。苦手でも基礎計算だけは確実に得点できるようにしましょう。
Q3. 最新の経済ニュースも勉強すべきですか？
A. 基本的には不要です。ただし、インフレ・デフレ、金融政策、為替相場の基礎知識はニュースとリンクさせて学ぶと理解が深まります。
👉 例：「金融緩和で金利が下がり住宅ローンが安くなる」など、実生活に置き換えると記憶に残りやすいです。
Q4. グラフが苦手なのですがどうすればいいですか？
A. まずは「右シフト＝増える、左シフト＝減る」という基本だけ押さえましょう。その上で、白紙に自分でグラフを描く練習を繰り返せば、自然に慣れてきます。眺めるだけでは身につかないので、必ず手を動かすことが大切です。
Q5. どの分野を重点的に勉強すべきですか？
A. 出題頻度の高い「需要供給」「GDP」「IS-LM分析」「比較優位（貿易理論）」を最優先に学習してください。
👉 これだけで全体の6割以上をカバーできます。難問は捨てても構いません。
Q6. 勉強時間の目安はどれくらいですか？
A. 平均で 120〜140時間程度 が目安です。
- インプット：60〜80時間
- 演習：60時間
👉 忙しい社会人なら「平日1時間＋休日3時間」で半年〜1年で十分合格ラインに到達できます。
まとめ｜経済学・経済政策攻略のポイント
経済学・経済政策は、中小企業診断士試験の中で「理論科目の代表格」と呼ばれる重要科目です。
一見すると難しそうに見えますが、実際は 頻出テーマを押さえ、グラフと因果関係を理解すれば得点源にできる科目 です。
本記事の要点
- 試験での位置づけ
理論科目であり、財務・会計や中小企業政策と密接に関わる基礎知識。 - 出題傾向
ミクロ40％・マクロ40％・国際経済20％のバランス。需要供給・GDP・IS-LM・貿易理論が定番。 - 勉強法
① グラフを自分で描く
② 数式を「意味」として理解する
③ 過去問を3周して出題パターンを体に染み込ませる - 失敗対策
丸暗記や難問にこだわらず、基礎〜標準問題を確実に得点する。 - 学習時間目安
120〜140時間（インプット60〜80h＋演習60h）。
👉 つまり「6割取れば合格」という診断士試験の鉄則に従い、無理に完璧を目指さず、効率的に進めることが合格への近道です。
次に読むべき記事
- 【財務・会計の勉強法】🔴
- 【独学か予備校か？初心者向けの学習法】🔴
- 【診断士Labo 一問一答｜経済学・経済政策】🔴
✨ 結論
経済学・経済政策は「苦手に見えるが克服すれば差をつけられる科目」。
最初はグラフや数式に戸惑っても、因果関係を理解し、過去問で鍛えれば必ず得点できるようになります。
合格後も、マクロ経済や国際経済の知識は 経営判断やコンサルティングに直結する実践的な力となります。
今日からまず1つ、需要供給のグラフを描くところから始めましょう。
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